十二指腸潰瘍は胃酸を抑える食べ物と胃薬で治療

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は胃や十二指腸の粘膜が何らかの原因によって傷ついた状態で、ストレスや暴飲暴食、喫煙習慣、消炎鎮痛剤の連用やヘリコバクターピロリ菌の存在などが原因です。食事や飲み物を消化するために分泌される胃酸により、傷ついた粘膜が刺激されて痛みが生じます。
自覚症状は、胃や胸の痛みや胸焼け、腹部膨満感や食欲不振など人によって様々で、症状だけで病気を正確に診断するのは難しく、一般的には胃酸の出るタイミングにより、空腹時に痛みを覚えるのは十二指腸潰瘍、満腹時に痛くなるのは胃潰瘍ですが、全く痛みが現れない人もいますので、症状が長く続くようなら病院に行って医師の診察を受けましょう。診断には自覚症状やヘリコバクターピロリ菌の有無、バリウムなどがありますが、一番確実なのは胃カメラで直接お腹の中を見ることです。
ほとんどの胃潰瘍や十二指腸潰瘍は胃薬で治すことが可能です。
胃薬の種類には、胃酸の分泌を抑える薬や粘膜を保護する薬があり、症状に応じて薬の強さや種類を使い分けます。必ずしも病院に行かなくても自分で薬局で購入することも可能で、胃酸を抑えるタイプも粘膜保護のどちらの薬も販売しています。自覚症状が弱いときはこれら市販の胃薬を用いても良いですが、思わぬ病気が隠されている場合もあるので、一度は医師に診てもらうことをお勧めします。
また食事も大切です。胃酸を抑える食べ物にしましょうという声をたまに聞きますが、実は何を食べても胃酸は出るので、完全に胃酸を抑える食べ物というのは存在しません。しかし消化に優しくあっさりした食べ物のほうが、胃酸の分泌も少なくて済むので、いわゆる胃酸を抑える食べ物に該当します。
医師の診断、適切な胃薬、飲食の節制を行い、病気を治していきましょう。

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